1日&15日の祈り(ヒヌカンへの祈り)

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 下記の祝詞は決まったものでなく、神人(カミンチュ)のお祈りをテープに録音し、本人の了解を得たものです。またこの祈りの言葉は必ずしも火神(ヒヌカン)だけでもなく、一般的な祈りの言葉としてもいいようです。内容の意味は後日掲載したいと思います。

天に道を創ってください。
御天親加那志(ウティンウヤガナシ)うとぅりちがちう御頼(ウタ)みそうち
わが家庭の床神(トゥクシン)に七色判(ナナスクバン)を降ろしてください。
これが天軸とし、沖縄国元の土地七色判(ジイチナナスクバン)の鍵を合わせてください。
君真物を調和し和が家庭また屋敷の大地に存在する世界(ユウカイ)
またその時代々々に住まわれた先祖の因縁をすべてこの屋敷内から解き放させてください。
この部落の存在する乱れた世界(ユウカイ)をすべて整理させてください。
大宇宙に存在するすべての天龍の思いから解き放させてください。
この床神(トゥクシン)に真の神の御心をお取次ぎください。
これがわが家庭の護りとし、一人一人に神の御心を合わさせてください。
これがわが家庭の偉大なる力として、繁栄としこの21世紀に向かって行く
我々の家庭を護り育ててください。
これが我道とし、我玉とし、我軸としてお取次ぎください。


<言葉の解説>
御天親加那志
(ウティンウヤガナシ)
 大宇宙を創られた絶対的な存在で宇宙そのものであり、人格神ではない。
その神として一般的に呼びかけの言葉として使われる。御天親加那志の
存在する世界(せかい)を神界と呼ぶ。

七色判
(ナナスクバン)
 天軸とつながり水晶を柱とする七色の布で巻かれたものであり、それを
立てることにより天とつながり、浄化やパワーが得られる。
土地七色判
(ジイチナナスクバン)
長い歴史の中で土地に積み重ねられてきた因縁などから解き放していく
抽象的表現。
君真物  世界(ユウカイ)を含め、宇宙に存在するものを治める3天使長(神)。
そのうちのひとりで沖縄に存在するものといわれている。
世界
(ユウカイ)
 自然や私たちの肉体を司っている人格神であり海の神「龍宮神」、
大地の神「土帝君」(トゥーティークー)、水の神「弁財天」(ブザイティン)
、山の神「御獄神」、太陽神、月、風の神などを言う。
世界(ユウカイ)の神は善悪を持ち備え、人間の心身を左右している神である。
天龍  世界(ユウカイ)の神の一人で先祖を通していろいろなメッセージを
我々に伝えようとしている。そのメッセージを聞き祖先を天龍から解き放して
いくことが現世の人使命でもある。
床神
(トゥクシン)
家庭の心的中心、物的のものではない存在
我道 私たち個人の生き方
我玉 私たちの命
我軸 私たちの天との魂のなつながり。