直線上に配置

沖縄(琉球)の精神文化について

ホームページへ ゆんたく掲示板 メール
「文化は地方により異なりますが、ある意味文化はこころの支えであり、またこころの一部でもあります。日本の演歌、アメリカのジャズ、アフリカ民族のソウルミュージック、ゲルマン系民族のクラシック、そして個人的に好きな音楽、また絵画、ダンス(踊り)、そして地域の信仰、これらは私たちのこころでもあります。メンタルヘルスを考える場合、心理学や心身医学の面だけではなく、文化的側面も見逃せない重要な部分です。地域の文化から離れた人たちも自分では気づかないだけで、こころの中に脈々と流れているのではないでしょうか。 ここでは文化的側面としての信仰に触れてみたいと思います。
 信仰とは「私たちの経験や知識を超えたものがあり、それを信頼し、そこに自分をゆだねる自覚」と理解しています。抽象的なそれを神、自然または宇宙、ある人は空間などと呼んでいますが、それは人それぞれの自覚(自分の感覚)なのでしょう。


魂の扉」は国内外の精神文化に触れてみたのですが、当面沖縄(琉球)の精神文化の源流に触れてみたいと思います。

 沖縄の神信仰は北の天孫子からの始まりという神話と南にある「アマミキヨ」伝説という史実の2つの側面を持っていますが、どうも融合しているようです。ここでは北の天孫子を始まりとする神話を取り上げて見たいと思います。
 祖先崇拝や独自の神信仰の構造、ウガミ(信仰)などを考えてみます。内容的には混沌としていますが山原の辺土、また南の知念村には古来琉球から脈々とした「こころ」が呼吸していることを感じられます。 
アイコン
魂の源
アイコン
神々と信仰
バナー
神話の詩
アイコン
祈り